中古マンション購入リフォームチエックポイント

中古マンション購入リフォームチエックポイント

「中古マンションを買って自分好みにリフォームして住みたい」という方も増えています。



■中古マンションのメリット

中古マンションのメリットは物件を選ぶ際に幅が広がる、ということがあります。

新築マンションはどうしても、場所や価格、広さ等、様々な条件が限られてしまいますが、中古マンションなら選択肢がグッと増えます。 また、自分流にアレンジして住める、というのも中古ならではの魅力の一つです。

ただし、中古マンションであればどんな物件でも自由自在にリフォームできる、というわけではありません。そこで、リフォームを念頭に入れた中古マンションの選び方や注意点などの基本をご紹介します。 物件については不動産会社に、またリフォームについてはリフォーム会社に相談しながら、さらに自分で確認出来ることは自分の目でチェックして、思い描く住まいづくりが実現できる中古マンションを見つけましょう。

■希望のリフォームが出来る物件チェック

上記でも触れたように、どんなマンションでも自分の思い通りにリフォームできるというわけではありません。まずはマンションの構造を確認しましょう。マンションには大きく分けてラーメン構造と壁式構造があります。ラーメン構造は鉄筋・鉄骨の柱と梁で支える構造で、比較的リフォームの自由度が高い構造です。一方、壁式構造の場合は壁と床の面で構造を支えているため、撤去できない間仕切りがあり、リフォームには不向きといえるでしょう。 構造を確認することで、思い通りの間取り変更が出来るかどうかがわかります。構造についてなど弊社でもリフォームのご相談も承っております。

■電気の容量や配管、エアコンの穴を確認

古いマンションだと、30~40アンペアというところが意外とありますが、AV製品やPCが充実している昨今、ファミリーで普通に暮らすのに40~50アンペアは必要となってきます。電気の最大容量は要確認です。 また、リフォームを検討するときにほとんど必ず対象となるのが水周りのリフォーム。そのときに配管や換気設備の位置が重要になってきます。配水管を通す床下の空間の広さによっても水周りを移動出来る範囲が変わってきます。 さらに、少し古いマンションだと、エアコンが設置できるのはバルコニー側の部屋だけ、ということも多く、そろえなくてはならない空調設備に影響します。エアコンについてはエアコン用の穴があるか、室外機を置くスペースがバルコニーにあるかをチェックする必要があります。

■専有部分と共用部分

マンションのような集合住宅は分譲で手に入れたものであっても区分所有といって、自分の自由になる部分「専有部分」と、住民みんなのものである部分「共用部分」に分けられます。専有部分についてはリフォームが可能であれば、自由に変えていい部分ですが、共用部分は自分だけの持ち分ではないので、技術的に出来るかどうかは別として基本的にはリフォームしてはいけません。ドアやサッシ、バルコニーは共用部分なので変えたくても変えることは出来ません。その点も鑑みて、ドアやサッシは自分の満足いくものが最初から取り付けられている物件を選んだ方がいいでしょう。

リフォームすることを念頭に入れると、物件選びの際のチェックポイントも若干違ってきます。ご希望の間取りやリフォームなどをお客様とご相談しながら一緒に物件を選ぶこともできます。

弊社では、住宅購入、リフォーム、住宅ローン、相続問題などさまざまなご相談も承っております。お気軽にご相談ください♪

2018/1/19